スクロール

当院の尿路結石症治療について

結石の位置や大きさ、個数、患者さんの全身状態や体格、既往歴などを総合的に評価した上で、最適な治療法を提案します。体外衝撃波破砕装置や、ホルミウムレーザーを用いた内視鏡的砕石術、2つの内視鏡を同時使用した最新の結石破砕術も実施しています


経尿道的結石砕石術
(TUL)

経尿道的結石破砕術(TUL)は、尿道から細い内視鏡を入れて腎臓や尿管の結石をホルミウムレーザーで砕石します。破砕された結石片は、専用の鉗子で体外に取り出します。使用される内視鏡は3-4mmと細く低侵襲な手術として近年増加しています。入院期間は、数日~1週間程度です。


経皮的腎砕石術
(PNL)

腰から6mmほどの小さな穴を開け、腎臓に直接内視鏡を入れ、レーザーで結石を割る治療です。破砕効率や抽石効率が高く、欧米のガイドラインでは、2cm以上の腎結石に対してはPNLが第一選択とされています。


ECIRS (エシルス)

TULとPNLの同時手術

(Endoscopic Combined Intrarenal Surgery)

・TULとPNLを同時に行うECIRSは、まだ導入施設の少ない最先端の結石治療法です。

・TUL(経尿道的結石破砕術)とPNL(経皮的腎砕石術)を同時に行い、それぞれの手術のメリットを持ち合わせます。

・PNLは破砕効率や抽石効率が良いものの、操作範囲が比較的狭いという欠点があります。これを操作範囲の広いTULで補うことで、より高い手術成功率が期待できます。

31症例 2021年度

経尿道的結石砕石術実績

396

2018年

430

2019年

360

2020年

261

2021年

 

ホルミウムヤグレーザー前立腺切除術
(HoLEP)

前立腺肥大症に対する治療方法は、様々な方法が試みられています。電気メスを使用したTURP(経尿道的前立腺切除術)が多く用いられています。しかし、TURPは出血量が多く患者様の苦痛や入院期間が長い等があります。

これに対し近年、ホルミウムレーザーによる前立腺肥大症の治療に関してHoLEP(前立腺核出術)という手技が確立され、従来と比較して出血が少ないという大きな特徴があります。従来の手術では難しかった大きな前立腺でもこのHoLEPでは可能です。また術後バルーン(尿のくだ)の留置期間、入院期間も短いといった特徴もあります。

前立腺核出術実績

79

2018年

134

2019年

134

2020年

120

2021年