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腎炎ってどんな病気?治療法について詳しく紹介していきます!

 

腎臓に細菌が感染することで発症する腎炎とは、具体的にどのような病気のことを指しているのでしょうか。また気になる治療法は、どのようにして行われるのか知りたいという方も多いでしょう。
 
今回は、腎炎の治療法について解説していくので、参考にしてみてください。

 

 

腎炎は腎臓に細菌が感染することで発症

 

腎臓で作られた尿は、尿管を経て膀胱に留められます。そして尿道から排出されるのが特徴です。本来、この流れに沿って尿が排出される場合、尿路に細菌は存在していません。しかし、細菌が何らかの理由で侵入し、感染した場合に尿路感染症を引き起こします。
 
尿路感染症は、細菌が感染した部位によって「下部尿路感染症」と「上部尿路感染症」に分類されるのが特徴です。下部尿路感染症は、尿道や膀胱に発生する感染症で多くは膀胱炎になります。
 
上部尿路感染症は、腎臓などに起こる感染症で、腎炎と診断されることが多いでしょう。何度も繰り返し発症する腎炎が慢性腎炎で、急激に発症する腎炎が急性腎炎となります。 

 

腎炎の症状

 

腎炎に発症すると発生する、主な腎炎の症状は背中や腰の痛みになります。他にも高熱や膀胱炎症状が起きるので、すぐに気付くはずです。
 
急性腎炎の場合は、膀胱炎と同様に排尿時に痛みが生じ、頻尿や残尿感などの症状を感じることがあります。他にも、発熱や全身倦怠感などの全身症状、腰や背中の痛みも発生することがあるので、辛く感じることがあるでしょう。
 
また人によっては嘔吐などの消化器官症状が引き起こされることもあります。脱水による意識障害も起こる可能性があるので、十分注意が必要です。
 
細菌が血流から全身に広がった場合には、血圧低下や急性腎不全、多臓器不全となることで、命に関わることもあるので気を付けましょう。
 
慢性的腎炎については、自覚症状がないことがあり、あったとしても軽い頭痛や食欲不振などが現れる程度なので、気付かない方も多いのです。
 
ただ急激に症状が悪化することもあり、その場合は急性腎炎と同様の症状が見られます。慢性的腎炎は、何度も繰り返すと腎臓の機能が低下して、腎性高血圧になることもあるので気を付けましょう。

 

 

腎炎の治療法

 

発症すると危険な腎炎ですが、治療法は細菌感染が原因であるため、抗菌薬による薬物治療が中心となります。比較的身体的な状態がいい場合には、適切な抗菌薬治療を施せば、比較的速やかに改善することが可能です。
 
治療の期間は、通常1週間~2週間で完了します。その後、経過を見るために再発の有無を確認する一定期間をおいてから、尿検査を実施するのが特徴です。一定期間はおよそ1週間~2週間になります。
 
治療中については、安静にすることが大切で、激しい動きが生じる行動は制限することが重要です。また十分な水分補給を行い、症状を改善することに努めることが大切になります。治療を施しても、症状が改善されない場合は、入院を考慮することも必要です。
 
発熱の症状が強く出たり、水分補給や食事が十分に行えない、血圧が下がるといった、重症の場合には、入院を余儀なくされます。また抗菌薬の点滴治療を行い、症状が改善するように治療を行っていく必要があるでしょう。
 
発熱が治まれば、経口治療に変更することができます。尿路基礎疾患が見つかった場合には、併せて治療を施す必要があるので油断しないようにしましょう。
 
抗菌薬の種類は、「β‐ラクタム系薬」・「キノロン系薬」などです。注射薬から経口薬に変更するタイミングは、解熱といった症状の改善が見られてから24時間とし、投与期間については14日程度行うのが治療の基本となります。

 

 

腎炎の症状がなくても抗菌薬は飲み切ることが重要

 

腎炎の治療を開始する際に、原因となった細菌が特定されないことがあります。その場合は、広範囲にわたって効果があるように、抗菌薬を選択し、治療を行う必要があるのです。
 
原因となった細菌が特定されれば、細菌に効果的な抗菌薬に変更して、治療を行うことができます。症状を抑えるためには、消炎鎮痛剤を使用することもあるでしょう。
 
症状は4日~7日ほどで治まりますが、治療自体は1週間~2週間はかかるので、慎重に治療を施すようにすることが大切です。また治療が完了したとしても、1週間~2週間は再発のための確認が必要になります。
 
抗菌薬の服用については、症状が緩和されたからといって、勝手に服用はやめてはいけません。症状が治まっても、細菌は体内に残っていることが多く、中途半端な飲み方をしてしまうことで、細菌が繁殖してしまう恐れがあります。時には。慢性化に移行することもあるので、処方された抗菌薬は飲み切るようにしましょう。

 

 

腎炎の治療法を理解し時間をかけて治すことが大切

 

腎臓に細菌が感染することで発症する腎炎は、抗菌薬を使用すれば、症状や治療を行うことは可能です。しかし、薬の服用を勝手にやめてしまったり、激しい運動を行うと、再発の可能性や慢性化に移行する可能性があります。
 
完全に治療が完了するまで、時間をかけて、慎重に治していくことが大切です。